壊したくないものを壊さないようにとそれだけ抱いていたのに
フーバーオーバーというバンドを知っているか。
タイトルは広告風船という曲の一節なのだけど、
このバンドの歌詞がやたら沁みる
「壊したくないものを壊さないようにとそれだけ抱いていたのに 君はわたしだけだと言って寂しく笑った」
そんなセンセーショナルな恋愛してないけど、友達として接さないといけないのに恋愛目線で見てしまうジレンマ抱えるときに脳内再生される。
作詞してる人は異性愛者のはずなんだけど、
なんでこんな共感する歌詞が多いんだ?と疑問に思い
ちょっと考えてみたら、歌詞に登場する相手について
外見だったり普遍的な男性の特徴だったりで描くことがなくて(一部例外あり)
男女問わず共通する人間性を描いてるからだ。
ありませんか、いい感じだな!って思ったラブソングで途中で好きな男の特徴が出てきて、(あっここは共感できないな)
ってスッと冷静になってしまうことが
フーバーオーバーにはそれがほぼ無し
「永遠なんて言ってたって不確かな未来よりも
目の前にいる君だけが全てなんです
ここにはもう何もなくて 不確かな未来だけど
ただふたりで 今居たいだけ」